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アルミニウム及びアルミニウム合金継目無し管規格(JIS H4080)における寸法許容差
継目無し管には製造方法の違いにより「押出管」と「引抜管」に分類されます。
JISではそれぞれ製法の違い、合金の種類によって寸法許容差が規定されています。
肉厚 | 許容差 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
指定された肉厚と任意の 1か所の肉厚との差 |
指定された肉厚と 平均肉厚との差(※1) |
|||||
等級 | 等級 | |||||
普通級 | 特殊級 | 普通級 | 特殊級 | |||
形状 | 形状 | _ | _ | |||
直管 | 直管 | |||||
合金番号 | 合金番号 | |||||
1070 3203 1050 5052 1100 5154 1200 5056 3003 5083 |
2017 2024 6061 6063 7075 |
1070 3203 1050 5052 1100 5154 1200 5056 3003 5083 |
_ | |||
0.3以上 0.8以下 | ±0.09 | 指定肉厚の±15% ただし、最小肉厚±0.12 |
±0.05 | 指定肉厚の±10% ただし、最小肉厚±0.08 |
±0.08 | ±0.05 |
0.8を超え 1.2以下 | ±0.14 | ±0.08 | ±0.12 | ±0.08 | ||
1.2を超え 2以下 | ±0.19 | ±0.10 | ±0.15 | ±0.10 | ||
2を超え 3以下 | ±0.27 | ±0.15 | ±0.20 | ±0.13 | ||
3を超え 5以下 | ±0.40 | ±0.20 | ±0.23 | ±0.15 | ||
5を超え 7以下 | ±0.60 | ±0.30 | ±0.30 | ±0.20 | ||
7を超え 9以下 | ±0.90 | ±0.51 | ±0.57 | ±0.38 | ||
9を超え 12以下 | ±1.3 | ±0.76 | ±0.77 | ±0.51 | ||
12を超え 15以下 | ±1.7 | ±1.0 | ±0.96 | ±0.64 | ||
15を超え 19以下 | ±2.1 | ±1.3 | ±1.1 | ±0.76 | ||
19を超え 20以下 | ±2.3 | ±1.5 | ±1.3 | ±0.89 |
(※1) 寸法が肉厚でなく外径及び内径を指定された場所の肉厚の許容差は、肉厚のどの部分でも平均肉厚の±10%でなければならない。但し、最小値は±0.08mmとする。
備考:許容差を+(プラス)又は-(マイナス)だけに指定する場合には、表の数値の2倍とする。規定範囲外の寸法のものの許容差は、受け渡し当事者間の協定による。
外径又は内径 | 許容差 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
指定された径と任意の 1か所の径との差(※2) |
指定された径と 平均径との差(※3) |
|||||||
等級 | 等級 | |||||||
普通級 | 特殊級 | 普通級 | 特殊級 | |||||
合金番号・質別 | 合金番号・質別 | |||||||
1070 |
2017 |
1070 |
2017 |
_ | _ | |||
4以上 12以下 | ±0.12 | ±0.23 | ±0.08 | ±0.15 | ±0.12 | ±0.08 | ||
12を超え 25以下 | ±0.15 | ±0.30 | ±0.10 | ±0.20 | ±0.15 | ±0.10 | ||
25を超え 50以下 | ±0.20 | ±0.38 | ±0.13 | ±0.25 | ±0.20 | ±0.13 | ||
50を超え 75以下 | ±0.23 | ±0.45 | ±0.15 | ±0.30 | ±0.23 | ±0.15 | ||
75を超え 125以下 | ±0.30 | ±0.62 | ±0.20 | ±0.41 | ±0.30 | ±0.20 | ||
125を超え 150以下 | ±0.38 | ±0.77 | ±0.25 | ±0.51 | ±0.38 | ±0.25 | ||
150を超え 200以下 | ±0.57 | ±1.1 | ±0.38 | ±0.76 | ±0.57 | ±0.38 | ||
200を超え 250以下 | ±0.77 | ±1.5 | ±0.51 | ±1.0 | ±0.77 | ±0.51 | ||
250を超え 300以下 | ±0.96 | ±1.9 | ±0.64 | ±1.3 | ±0.96 | ±0.64 | ||
300を超え 320以下 | ±1.1 | ±2.3 | ±0.76 | ±1.5 | ±1.1 | ±0.76 |
(※2)質別O(オー)、コイル巻き管及び肉厚が指定外径の2.5%未満のものには適用しない。
但し肉厚が指定外径の2.5%未満の場合は、表の許容差に次の係数を乗じて運用する。
2%以上2.5%未満=1.5
1.5%以上2%未満=2.0
1%以上1.5%未満=3.0
備考:
許容差を+(プラス)または-(マイナス)だけに指定する場合は、表の数値の2倍とする。規定範囲外の寸法のものの許容差は受け渡し当事者間の協定による。
(※3)平均径は、任意の箇所で互いに直角に測った2ヶ所の測定値の平均値。